粉飾決算見落とした監査法人に1700万賠償命令

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20080419-567-OYT1T00300.html

内部統制に絡んでくるニュースで非常に気になったもの。

 2001年に経営破たんした堺市の発電設備会社「ナナボシ」(民事再生手続き中)の管財人弁護士が、粉飾決算を見落としたとして、監査法人トーマツ」(東京)に約10億2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、大阪地裁であった。

とのこと。

現在、内部統制の文書化の作業をやっているのですが、
このような事例があると、今後は監査法人の追求が厳しくなりそうですね。
監査の際にも、提示すべき証跡の数もやたらと増えたりして。


ま、粉飾決算を見抜けない監査法人が罰を受けるのは当然ですがね。